-
インド財務省は25日、26日の2010/11年度連邦予算案の発表を前に、09/10年度のインド経済に関するリポートを議会に報告し、インドは4月から財政健全化に着手すべきとの見解を示した。具体的には、財政健全化に向け、支出の改善や歳入不足の解消、政府債務に上限を設けることなどを提案。世界的な景気低迷の影響を受けて導入した景気刺激策についても、慎重に解除するよう求めた。
景気刺激策は、世界的な金融危機によるインド経済への打撃を緩和したが、財政赤字は16年ぶりの高水準となる国内総生産(GDP)比6.8%まで膨らんだ。
リポートでは、10/11年度のGDP伸び率を8.25─8.75%と予想。11/12年度には9%以上に加速するとの見通しを示した。09/10年度については、推定で7.2─7.5%とした。
さらに向こう4年間でGDP伸び率が2けたに達する可能性を指摘。インド経済が安定した回復基調にあるとの見方を裏付けた。
またリポートでは、政府委員会が14/15年度までに連邦・州政府の債務規模を、現在のGDP比80%から68%まで圧縮するよう勧告したと指摘した。